イケアの品質は驚くほど高い…なぜこれほどの低価格を維持できるのだろうか?

BUSINESS INSIDER JAPAN によると。

テーブル、カウチ、椅子…… イケアでは、しばしば500ドル以下で売られている。
・消費者はイケア(IKEA)が大好きだ。手頃な値段で家具が手に入るからだ。イケア製品の多くは、競合他社の約半値だ。

・全商品をフラットに梱包することで倉庫のスペースを節約し、輸送費を抑えていることも、イケアの安さの秘密だ。

・イケアが低価格を維持するためにしている取り組みを紹介しよう。

消費者は、手頃な値段で家具が手に入るイケアが大好きだ。

カウチ、肘掛け椅子、テーブルの値段は、競合他社の約半値で、イケアではカウチが500ドル(約5万6000円)以下で買えるが、他の家具店では安くても900ドルはする。

しかし、イケアではその安さに反し、品質は驚くほど高い。なぜこれほどの低価格を維持できるのだろうか?

その大きな理由として、それぞれのアイテムのデザイン方法がある。イケアでは商品のデザインや製造の前に、いくらでその商品を売りたいか決めている。そして、デザイナーとサプライヤーが最終的な価格を守るために協力し合っている。

また、その商品の売り方も、イケアがコストを削減し、低価格を維持するのに役立っている。

1956年、イケアの創業者イングバル・カンプラード(Ingvar Kamprad)氏は、今日のイケアの代名詞となっている「フラットパック」手法を導入した。消費者は家具をバラバラの状態で買い、自身で組み立てることになる。自分で組み立てるのは面倒だと思う人もいるかもしれないが、それがイケアの低価格を実現した。

イケアがその安さを維持するためにしている取り組みを紹介しよう。
イケアのデザイナーは、製品の価格に合わせてデザインをする。言い換えれば、イケアはまず製品をいくらで売りたいか決め、それを実現するためにデザイナーがサプライヤーとともに動く。

イケアはそのウェブサイトで、家具はハニカムのコアに薄い板を組み合わせて作っていると説明している。これにより材料費を抑え、イケアはより安い価格設定をすることができる。

イケアは大量生産だ。全ての商品を大量に作ることで、イケアはさらに安く売ることができる。そして、全ての商品が完全にフラットに梱包されている。これで倉庫に置いておくにも、輸送するにも安く済む。

店にいる店員の数は多くない。より少ない従業員数で、イケアはさらに価格を抑えることができる。スタッフの数を増やす代わりに、製品に関する重要な情報は値札に書かれている。

イケアでは、購入した家具は自分で持ち帰らなければならない。最も便利なオプションとは言えないかもしれないが、配送料を払う必要はないということだ。配送無料サービスがないということは、その分、商品価格が安くなっているということでもある。

家具の組み立ては面倒かもしれない。しかし、それはイケアが家具の価格にその手間賃を含める必要がないということだ。同社は2017年、あらゆる仕事の代行人を派遣するオンデマンド・プラットフォーム「TaskRabbit」を買収し、買い物客が購入した家具の組み立てを誰かに頼めるオプションを提供している。

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